「FUDO」は、気候や土地など意味する従来の“風土”ではなく、「人間と環境との関係によって成立する場の経験」を指す言葉として提案します。
日本の強みは、工芸や建築をはじめとする様々なモノ、建築家や料理人などのヒト、そして、その技術を中心に、それらを取り巻く空間、設えなど、様々な要素を総合した空間・時間そのものだと考えます。
さらに、光と影、音、香り、所作や作法などの身体の動き、時間の流れやその蓄積など、物理的な形を持たないコトに、モノやヒトが相互に関係することで生まれる体験こそが、日本的な文化の本質だと考えます。
文化の主体を
「モノ」 から「空間」へ
Shifting the focus of culture from “objects” to “spatial environment”
本プロジェクトの目的は、日本文化を紹介することではありません。
現代において、空間体験そのものを作品とする実践は世界的にも広がっています。
こうした国際的な潮流と接続しながら、新しい文化概念として「FUDO」を提案します。
本プロジェクトでは、理論を掲示するとともに、
国内外のアーティスト、建築家、研究者などと連携した「空間での体験」の提供という
プログラムの実践を通じて文化の主体を「モノ」から「空間」へと転換することで、
文化の枠組みを更新することを目指します。
【一般社団法人Japan FUDO Culture Instituteについて】
自然を耕す「Agriculture」と、文化を意味する「Culture」は同じ語源を持ち、
「Culture」は、社会を耕すという意味を含んでいます。
「Japan FUDO Culture Institute」は、当たり前に感じている現在の社会や風土を改めて耕し、
新たな視点で捉えるという意味を込めています。
そして、日本の歴史・慣習・空間全体の価値の意味付け、
体験の「場」の創出と、流通の設計を地続きで行い、
日本的な価値観から文化をブランドとして国際的に発信し、
実践と検証をしながら、理念と仕組みを構築します。
【組織概要】
一般社団法人Japan FUDO Culture Institution
〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目15−9 (九段ハウス)
設立:2026年1月
代表理事:吉見俊哉
理事:吉川稔
